こんにちは、小田急ビルサービス営業推進部です。
みなさん2021年のスタート、いかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルス感染者の増加に伴い、
在宅勤務の方も多くなっていると思います。
ステイホームで何とかこの苦境を乗り越えていきましょう。
|排水口が臭い?
さて今回は排水口のにおいについてお話ししたいと思います。
夏場よりなんだかにおう。なぜ…。
そんな謎に答えてくれるのはこの人。
「はじめまして、設備君です。」
現在営業で、以前設備管理業務を担当していた
社内でも随一の設備に詳しい方なので安心ですね。
「なんで排水口って、冬場になって急ににおうんですか…。」
「嫌ですよね。これ、乾燥が原因のひとつなんです。」
「どういうことですか…。」
「まず、お風呂やシンクの排水口の仕組みから説明します。」
「こんな排水口がついていませんか?」
「ついています!」
トラップの断面図です。
お風呂やシンクの排水口は『ベルトラップ』と呼ばれる排水の設備を
備えている場合が多いです。“封水(フウスイ)”をすることで
下水のにおいや害虫が上ってくることを防いでいます。
「“封水”って何ですか?」
|水のフタ
「流した水が管の中に溜まることでできる、フタのようなものです」
これが、きれいな管の中にできた封水のイメージ。
水のおかげで臭い下水の空気や害虫をブロックできています。
封水がないと、こうやってお風呂場やキッチンの中にまで
下水のにおいが上がってきてしまいます。
「封水って大事なんですね…。」
「はい。そしてこれが、封水周りに溜まった汚れのイメージ。」
「違いがわかりますか?」
「汚れが溜まってる分、水が少ない?」
「その通りです!封水の量が少なくなるため、
においが上がりやすくなっています。」
特に乾燥する冬場は、蒸発によって封水切れが起こりやすいです。
また、浴室乾燥・24時間換気がされているお風呂場だと
さらに封水切れがおきやすくなり、においが気になる…という訳です。
なお、『毛細管現象』による水の流出現象も汚れによって引き起こされ、
大きな原因のひとつになっています。
これらが、においの原因です。
|次回、簡単に汚れを取りたい
「分かりやすい!今すぐ掃除したくなりました。」
「そうですよね、それでは次回のブログで
簡単な掃除の仕方をお教えします。すぐに更新しますので、お楽しみに!」
使うのは、みなさんのご自宅にもあるあの調味料!?